月別アーカイブ: 2013年8月

カラオケのことwith手話no2

エビスビール琥珀カラオケのことwith手話no2

私が手話通訳の方からお聞きした話では、聴覚障害者の方も「カラオケ」が好きな人が多いと教えて頂きました。

正直なところ、私自身耳が遠いこともあり、「ドレミ」の音階がわからず、カラオケは苦手としています。

しかし、手話通訳の方からお聞きした内容によると、「聴覚障害者の方々はカラオケが好きな人が多い。実際にスナックなどに行くと機嫌良く歌う。音階については、手話通訳の方の手で上げて下げてという表現を見てあわす。少々健聴者の感覚で音程がはずれたとしても、まわりはみんなほぼ聞こえていない人たちだから、特に支障はない。ただし、健聴者の手話通訳の人が同席するときには、耳栓をしても耳が痛い位にボリュームを最大限にしているので辛い現実がある。それくらいにボリュームを上げていると、「ドレミ」の音階がわからなくても、和太鼓を隣でたたいているのと同じように「振動」が床を通じて伝わってくるので、リズムはわかる。」というようなことを教えて頂きました。

私は「へぇ~」と顔の前で右手を「さっ」とおろすしぐさをするだけでした。

ただ、その手話通訳の方は「平成7年1月17日の兵庫県の地震の前までは聴覚障害者の方ともカラオケに行く機会が多かったが、色々な事情により今は聴覚障害者の方々とカラオケに行く機会が少なくなった。」とも教えて頂きました。

聴覚障害者の方々でも気兼ねなくカラオケを楽しむことができる場所としては、なかなか少ないのが現状でもありますね。

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カラオケのことwith手話

エビスビール琥珀カラオケのことwith手話

つくづくと思うのだが、聴覚障害者がカラオケに行くというと、たいていの人は、「聞こえないのにどうやって???」とか「歌えないのにどうやって???」だとか「音程が取れないのにどうやって???」だとか、いろんなことを考えますね。
が、障害者がカラオケを楽しむためには聴者の人と同じような条件に設定しなければならない、と考えるのなら、それは考え違いではなかろうかと思う。

まず、聴覚障害者を支援したいと考えている、聞こえる人を入れてみます。
前奏が始まる。歌うタイミングを教えてくれます。歌うテンポが速過ぎると、抑えてくれます。
おせっかいな人は、高い音、低い音を教えてくれます。あまりにも音程がずれていると、プッと笑いたいのをこらえつつ、笑っちゃいかんという表情をしますがバレバレです。
飲み物や食事を注文する時は率先してやってくれます。
しまいには、何から何まで世話してくれようとします・

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いらんのじゃ。

ほっといてくれ。

難聴者は王様じゃない。

難聴者には難聴者の楽しみ方があるのだ。

トカナントカ、わしらにそういう思いをさせないようにするという自信がおありの聴者はぜひいらしてくださいな。
その代わり、あなたの美声は誰も聞いてませんが、それでもいいですか?笑

以上はhttp://nekotamano.exblog.jp/12907827をご覧下さい。

私が手話通訳者等からお聞きした現場のお話しは明日ご紹介させて頂きます。

無人駅で手話

神戸電鉄谷上駅no2手話とは会話手段であると思うのですが、先日ある駅で人がいない状態、まるで無人駅の状態の時に手話を思いっきり使って表現していた私がいました。

メールは嫌いwith手話

ある難聴者の方とお話しをする機会がありました。その方によると「メールは嫌い」だとおっしゃっていました。直接会ってお話しをする方がよい、とおっしゃいます。理由をお聞きすると、「今までにメールで真意が伝わらなかったので誤解され、相手を怒らせたり、メール内容を批判されたりとする嫌な経験があった。」とお聞きしました。また、手話を使う人々にとって人の「お話し」と言う言葉は、「手話」という単語で表現することは手話を日常会話として利用している人ではご存知のこととは思いますが、「直接会ってお話しをすることが1番真意が伝わる。」とおっしゃっていたことが私には印象的でした。

飲み会を開いてよwith手話サークル

花火私が手話入門講座修了後に参加させていただいているところでのある方から「次の飲み会を企画してよ。」というご要望をいただきました。ご要望通り兵庫県神戸市内での「手話による飲み会」の計画を少しずつ進めているところでございます。今しばらくお待ち下さい。そして、このようなご要望をいただけることに感謝して毎日を過ごしているところでございます。これからもよろしくお願い致します。

手話通訳されない専門用語

手話通訳されない専門用語

 2年以上前になる福島第1原発事故直後の対応で、元首相が提訴したのニュースを見て、原発事故は未解明かつ未収束のままなのではなかろうか、と思う。
中途失聴者の私自身にとって「宿題」と感じていたのが、専門用語が手話通訳されないままだった、原発事故の問題だ。声を挙げておかねばと思った。
 原発事故直後の記者会見では、テレビの放送画面では、音声が文字表示されており、首相官邸の現場では手話通訳が付いていた。手話は少ししか理解できない私でも、遅れて表示される文字と比較しながら手話通訳者も見ることができた。
 ところが、特殊な専門用語などは手話表現不能なためか、結局、重要な部分がほとんど通訳されないままとなっていた。手話通訳者も「仕方がない」と思っているかのように見えたが、そこに手話では対応不能の問題が放置されたままであることに着目されるべきと考える。関係者の熟慮を求めたいと思う。

以上は、2013年7月27日付け神戸新聞朝刊の「発言」の欄に紹介されていた内容です。
中途失聴者の立場での投稿です。私は、この内容についても、「確かに手話表現不能」という部分はあるのだろう、とも感じています。新しい言葉がうまれる度に、その言葉の意味をつかんで手話表現をするのですが、追いついていないという現実もあります。たとえば、最近では「アベノミクス」という言葉が健聴者の間では、使われることがあるのですが、それを意味を知らないろう者の人に対して、手話表現で「アベノミクス」を伝えるのは私にとっては、とても難しいことです。

そういうことを考えながら、今回の新聞記事を見ていました。

みんなを応援しているwith手話通訳

みんなを応援しているwith手話通訳

2013年7月24日付の神戸新聞朝刊に「聴覚障害者五輪のサッカー代表選手に兵庫の4人が選ばれた」と載っていました。「デフリンピック」といって「デフ」は「聞こえない」の意味で、聞こえない人たちのオリンピックです。ブルガリアでの開催ですが、選手達は旅費、宿泊費など国からの援助も少なく、パラリンピックに比べると負担が大きいんです。それでもスポーツを楽しみ、夢を持って生きている、そんなみんなを応援しています。

以上は、2013年7月26日付けの神戸新聞夕刊の「イイミミ」に紹介されていた内容です。この投稿をされた方は手話通訳として聴覚障害者の方を応援しているようです。私も普段大きく取り上げられることが少ない聴覚障害者の話題が取り上げられるのはとてもうれしいと感じています。

デフリンピックwith国際手話

「デフリンピック競技大会」をご存じだろうか。4年ごとに開催される聴覚障害者のスポーツの祭典のことだ。
 夏季は1924年にフランスで、冬季は1949年にオーストリアで初めて開かれた。身体・知的障害者が参加するパラリンピックより長い歴史がある。
 スタートの合図が聴覚障害者に分かるよう工夫され、審判の指示などのコミュニケーションが国際手話で行われるが、競技のルールは五輪と同じだ。
 そのデフリンピックが今日、つまり2013年7月26日にブルガリアで開幕する。陸上や水泳など19競技に75カ国の5千人が参加。日本からは200人を超える選手団が送られた。
 兵庫県からも日本チームの指導者や手話通訳を含め15人が加わっている。姫路市職員の細見尚史さんら男女4人はサッカーの日本代表で、圏内に聴覚障害者のチームがない中で自主練習を重ねてきたという。神戸新聞紙の取材に「初めてとなる決勝トーナメント進出を」と力強く語っている。活躍に期待が高まる。
 開幕に先立って行われたマラソンでは、日本の男子選手が今大会初の銅メダルを獲得した。心から祝福したい。
 デフリンピックには課題もある。まず、日本であまり知られていないことだ。6年前に日米独で実施された障害者の社会参加に関する国際比較調査では、「パラリンピック」の日本での認知は94.0%とトップだったのに、「デフリンピック」については2.8%と極端に低かった。
 認知度の低さは、競技者への支援の不十分さにもつながっている。
 今回、日本選手らの渡航費のうち、3分の2は国庫補助が見込まれるが、残りは競技団体の支援がなければ個人負担となる。仕事との両立には企業など勤務先の協力も欠かせない。スロバキアで予定されていた2011年冬季大会は、運営費を確保できず直前に開催中止となった。五輪に比べ、支援は乏しいというしかない。
 デフリンピックは、ろうスポーツ選手の競技参加の拡大や、障害などを理由にした差別のない環境づくりをなどをミッション(目標)に掲げる。先ごろ成立した障害者差別解消法も、社会の障壁を取り除く「合理的な配慮」を国などに求めている。障害者の社会参加に対する支援をもっと手厚くする必要がある。
 世界のトップを目指す選手らま姿は、すべての人に勇気や感動を与え、長い目で障害者理解につながるはずだ。
 この競技大会をもっと知り、選手らにエールを送ることから始めたい。

以上は、2013年7月26日付けの神戸新聞朝刊5頁に掲載されていた内容を一部分だけ補足説明をしたものです。実は、この「社説」については、私が普段活動している神戸市内の手話サークルや神戸ろうあ協会でも、大きく取り上げられました。その理由は、普段はあまり気に掛けられていない「ろう者」「聴覚障害者」についての記事内容だからです。今後も、ろう者や聴覚障害者について取り上げられている記事について注目していきたいと思っています。

昔の友達と会わないwith手話

Link以前、中途失聴者のお喋り会に参加させて頂いたときのことです。「昔、聞こえていたときの友達とは会わない。今、聞こえていないことを知られたくないし、会話もなかなか成立しない。聞こえなくなってから知りあった人と会うようにしている」というお話しをいただきました。そして、手話を理解できる方が大半でした。というよりもほとんどの方が手話と口話を同時にされていました。

手話と神戸市役所

社労士無料相談会ろう者の方などで手話を利用される方で、年金相談をされる方は、2013年8月22日には神戸市役所にお越し下さい。手話ができる社会保険労務士が2013年8月22日には年金相談員として神戸市役所にいます。

東京都with手話

神戸電鉄谷上駅no1最近、東京の方々からのお問い合せをいただことが増えて感謝の気持ちで一杯です。お招きいただいていることもあり、この8月以降に東京都にお伺いする機会があるやもしれません。もし、東京都にお伺いさせて頂きました際には、「手話」での会話をお願いしたいと思っておりますので、よろしくお願い致します。また東京の方で今からでも手話でお話しを希望される方は078-779-2259までFAXまたはお電話でのご連絡をお待ちしています。