北淡震災記念公園・野島断層

野島断層07野島断層01野島断層02野島断層03野島断層04野島断層05野島断層06先日・野島断層のある北淡震災記念公園に行きました。

を野島断層(のじまだんそう)は、兵庫県淡路市にある活断層。一部が保存され文部科学省によって天然記念物に指定されている。

長さは淡路島の北西部・旧北淡町の北端、江埼灯台付近から富島地区までの約10kmにわたり、六甲山より淡路島に至る六甲・淡路島断層帯の一部にあたる。1975年の地質図に活断層として記載された。

地震活動と断層の隆起

1995年(平成7年)1月17日午前5時46分に発生した兵庫県南部地震は六甲・淡路島断層帯が活動したために起こったもので、中でも構成断層のひとつである野島断層は震源に最も近い断層である。地震発生の際には断層南東側が南西方向に約 1m – 2m 横ずれし(横ずれ断層)、同時に南東側が約 50cm – 1.2m 隆起して逆断層となっている(一部、野島蟇浦地区では北西側が 20 – 40cm 程度隆起)。この際に変位した断層面が地表に露出した。

この断層による破壊状況が最も顕著であった旧北淡町小倉地区(現・淡路市小倉地区)には1998年(平成10年)に「北淡町震災記念公園(現・北淡震災記念公園)」がオープンした。公園内に「野島断層保存館」が設けられ断層の一部が保存されている。この年の7月31日に国の天然記念物に指定された。また、神戸市長田区にあった通称「神戸の壁」も同施設に移転し公開されている。なお、2011年(平成23年)8月22日には入館者数が800万人目を迎えており、淡路島有数の集客施設にもなっている。

実際に、行ってみて感じたことは、写真で見るだけでなく、現場に行ってみないと「感覚的にわからない」こともあるのだと感じました。もし、行く機会があるならば、皆様も北淡震災記念公園に行ってみてはいかがでしょうか。

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