尼崎競艇場(あまがさききょうていじょう)は兵庫県尼崎市にある競艇場

尼崎競艇場尼崎競艇場(あまがさききょうていじょう)は兵庫県尼崎市にある競艇場である。

通称は、BOAT RACE尼崎(ボートレースあまがさき)。

概要

ピット
水面北側に観客スタンドがあり、南側には阪神電車の高架が通る。尼崎センタープール駅から正面入口を通ると、正面に新スタンド(単に「スタンド」とも呼ばれる)が見える。ほかに、1マーク側(西門近く)には11号館(エキサイティングルーム)がある。スタンドからピットの様子を見ることのできる唯一の競艇場。かつて、この一帯は湿地帯であり、夏季は蚊が大量発生するなど、衛生面で非常に問題となっていた。戦後、この土地を埋め立てる計画が出たところ、競艇の開催地を探していた日本船舶振興会と、戦後の復興資金確保に躍起だった尼崎市との間で、競艇場への活用が決まったのであった。

開設後は、立地条件の良さもあって、全国でも有数の売り上げを誇る競艇場となったが、近年はナイターレースを行う競艇場などに押され、長らく続いてきた2号賞金場の地位を明け渡し、2008年度から1号賞金となっている。

比較的後期まで標準型モーターが使用されていたが、2010年5月4日初日の開催より、大型吸気サイレンサー付きの減音型モーターを採用した。

基本的にはボートレース住之江との開催は重ならない(年末年始や荒天中止の順延分除く)。その理由として場所が近いこととボートピア神戸新開地及びボートピア梅田で両場の舟券を発売(両場以外でGIやSGが開催されていると三場同時発売になりファンが混乱するため)しているからである。

実況はメディアターナーの千葉誠一が主に担当している。以前は内田和男アナが担当していた。

コース概要

もともと湿地帯であった場所を土地改良を行うために作られた人工池(プール)であるため、水質は淡水。癖が少ないと言われ、広いコースはカマシを得意とする選手に好まれている。フライング警報装置であるSKS(スタートタイミング感知システム)が1995年(平成7年)6月29日より使われていたが、2006年(平成18年)4月1日をもって廃止された。

スポンサードリンク