手話は言葉

ろう者とのコミュニケーション手段に筆談があるが、文章の苦手なろう者は多い。例えば「〇〇しかない」は「ない」と思ってしまう場合もある。手話では「〇〇だけ・ある」と表現する。筆談だけでは限界がある。

聴覚障害者協会と手話サークルで、小中学校の福祉学習に参加すると、ろう者に対して、こんな質問がよくある。

「手話はいつから覚えたんですか?」

ろう者は答える。

「あなたたちは、いつから日本語を覚えたの。手話も日本語と一緒。自然とろう者を見ながら覚えたのよ。手話は私たちの言葉なの。」

交流しながら子どもたちは、少し理解を深めてくれる。最後に、もっと手話を覚えたいと言ってくれる。

診察や、子どもの学校面談の時、手話奉仕員や派遣通訳を依頼しているが、少なくとも公的な場では、常時コミュニケーションがスムーズにとれる社会になってほしい。

西脇市も手話言語条例が制定される日を待ち望んでいる。

以上は、http://tkgb.seesaa.net/article/410909951.htmlからの引用です。

スポンサードリンク