涼しいという手話表現に対するチェック

あじさい森林植物園no8
私が手話入門講座修了後に参加させていただいているところで私は「涼しい」という手話表現をしました。その後、別の方が「暖かい」という手話表現をしました。そして、次々と別の方が手話表現をしていったので、その場での私の出番は「それで終わり」だったのですが、その日の例会が終わった後である方から「あなたの涼しいは違うよ。こうだよ。」と丁寧に教えて頂きました。私が例会中に表現した「涼しい」は4指がくっついていたのです。でも、「4指の間にすき間を空けて風が通る様子で涼しいと表現するんだよ。」とわかりやすく教えて頂いて「ハッ」としたのです。忙しいことにかまけて、自分の手話表現をきちんとチェックすることがなかったのですが、基本からきちんと見つめ直すことの大切さに気付いたのです。最近は、人前で手話表現をする機会も少なくなっていたので、手話表現をチェックされる機会も少なくなっていただけに、今回のご指摘については本当に「うれしい」「ありがたい」感謝の気持ちで一杯でした。その方は、その後、喫茶店でのおしゃべりのときにも、「ろう者から手話表現についてチェックが入ってもいやにならないでね。今まではろう者からのチェックが嫌という人もいたから心配していうけど、いやにならないでね。」ともおっしゃいました。嫌になるどころか私は本当に「感謝」しています。ますます手話活動を頑張っていきたいと思った出来事でした。

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