ろうあ者の手術

木のいえ手話カフェCafe以前、木のいえ手話カフェCafeに必守行男氏と一緒に参加させて頂いたときのことです。必守行男氏がおっしゃいました。「ろうあ者の方はどうするのですか」私は答えに窮しました。その質問の意図としては必守行男氏は過去に目の手術をしたときに目には麻酔注射をされたそうです。いわゆる局部麻酔ですね。その際には、手術担当医師とは口と耳での会話で受け答えできたそうです(必守行男氏は健聴者です)。でも、ろうあ者の方々がもし、首から下の麻酔などで腕を動かすことができない場合には、どうやって手術担当医師と意思疎通をするのかという素朴な疑問でした。正直なところ、私は全く答えられませんでした。でも、木のいえ手話カフェCafeに参加されているろうあ者の方は即答されました。「手術前に可能な範囲で、あらゆる事を想定して事前に説明、質問、回答などのシミュレーションをしてお互いに安心、納得してから手術に入るのです。」という明確な答えをいただき、私は「ほぅ~」とあごに親指を付け、人差し指を上下に振る仕草をするだけでした。こういう新しい気付きを与えて下さる木のいえ手話カフェCafeには今後もおじゃまさせていただきたいと思っています。関係者及び参加者の皆々様、本当にありがとうございました。

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