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ものづくり・商業・サービス補助金

ものづくり商業サービス補助金最近、お問い合わせが多いものとして「ものづくり・商業・サービス補助金」というものがあります。詳細は、http://tkgb.jp/monozukuri/monodukuri.htmlをご覧ください。

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手話×ITで社会を変える07 大木洵人・シュアール代表

北神不動産手話×ITで社会を変える07 大木洵人・シュアール代表

「耳の聞こえない作曲家」として知られていた男性が、記者会見を開き、「うそをついていた」と謝罪して、メディアをにぎわせた。

この件については、正直そんなに大きなことだと思っていないし、彼に対して言いたいことは特にない。周囲の聴覚障害者も無関心だ。

何故なら、男性は聞こえる人の間で有名だっただけで、手話の世界での人間ではなかったからだ。

ただ、特に男性を大々的に取り上げたメディアに一つだけ言っておきたいのは、日本の聴覚障害者手帳取得の基準は、国際的にみればとても厳しいということ。

会見で、男性が公表した診断書を見て「聞こえるという結果が出ていますよね」と迫った記者がいたが、日本の法律上、「聴覚障害者手帳を取得する人」に該当しないからといって、聴覚に不自由がないとはいえない。海外では男性も障害者に該当する可能性はあるのだ。

日本ではまだ「障害者イコール、支援を要する人」という意識が根強く、逆に障害者でなくなった瞬間に、一切のサポートがなくなってしまう。

だからあえて「ビジネス」で問題解決を目指そう、と僕は思う。

オンライン手話辞典「スリント」では、新製品に対する手話の命名権を公募することで、新製品を開発した企業からキャンペーン費用をいただいている。

手話、字幕、音声による観光案内アプリ「シュワイド」は、聞こえる人と聞こえない人が一緒に楽しめるアプリとして、使われている。

どちらも事業としての収益を上げながら、社会問題を解決しようとするものだ。

シュアールが目指すのは、耳が聞こえないがために夢をあきらめる必要のない社会。

それは、聞こえる人も聞こえない人も、同じように多様な選択肢を与えられた社会であるはずだ。

(大木洵皮脂・シュアール代表、談)

以上は、http://tkgb.seesaa.net/article/401659275.htmlからの引用です。

色々と考えさせられる内容です。

手話×ITで社会を変える06 大木洵人氏・シュアール代表

神戸ポートタワー手話×ITで社会を変える06 大木洵人氏・シュアール代表

耳が聞こえる人が大多数であるこの社会には、手話や聴覚障害者について、さまざまな誤解が存在する。

「聴覚障害者はみんな手話が分かる」というのもその一つだ。

聴力を失う家庭や原因は人それぞれ。生まれつきの場合もあれば、病気や事故で突然聞こえなくなった人もいる。

重度の聴覚障害者でも、手話を使っている人は3割に満たないという過去の内閣府の調査結果もある。

また「日本の手話は、日本語の文法と同じ」というのも違う。

手話は”3D”の言語だ。

しゃべるスピードに手話がついていけるのは、空間に単語を置きながら話を進めるから。

例えば、会話の中で「学校」という単語が出てきたとしよう。初回は空中に手話で「学校」を示し、2回目からはそこを指さすだけでいい。フローチャートのようなイメージだ。

だから、図形に強い人は手話がうまいことが多い。

手話には「てにをは」もないので、手話を母語とする聴覚障害者と筆談しようとしても、相手の文章の意味がよく分からない、ということもあり得る。

きちんとした教育を受けられず、日本語が定着していない高齢の聴覚障害者の中には漢字が苦手な人もいるが、平仮名に直せばいい、というのも間違い。漢字を読みで認識していないことが多いからだ。

もちろん僕自身も、手話を学んで初めてこうした事実を知った。

仕方がないことだが、少しずつでも理解が進んでほしい。

聞こえる人が手話を学ぶツールにと開発した、オンラインの手話辞典「スリント」のキャッチコピーは「Sign Language for everyone and everything」

世の中の全ての人と物に手話を、という意味だ。

(大木洵人・シュアール代表、談)

以上は、http://tkgb.seesaa.net/article/401655772.htmlからの引用でした。

色々と考えさせられる内容です。

手話×ITで社会を変える05 大木洵人・シュアール代表

インフィオラータno4手話×ITで社会を変える05 大木洵人・シュアール代表

手話も他の言語と全く同じで、常に変化する”生き物”だ。新たな言語を表す手話は次々と生まれるし、地域によっては微妙に違う「方言」もある。

例えば、携帯電話大手の「ソフトバンク」という会社を示す手話。

僕の知る限りでは、最初に生まれたのは「柔らかい・銀行」というストレートな表現だった。

それが、架空の家族のCMが話題になると「白い・犬」に。さらに、同社がプロ野球チームを買収し「福岡ソフトバンクホークス」が誕生すると、チームのロゴマークを示す、左肩に2本の指をあてる手話が生まれた。

新しい手話については、日本手話研究所がパブリックコメントを募集しながら「標準手話」を決めているが、手話の発展のスピードには、なかなか追い付けない。

そして、手話を学びたい人にとっては、言語から手話を検索することはできても、手話からその意味を検索することができないのがどても不便だった。

そこで開発したのが「スリント(SLinto)」というオンラインの手話辞典。

手話が入力できるキーボードを独自に開発し、「あの手話の意味がわからないという時も、位置や指の形から手話を絞り込み、動画を見ながら意味を確認できるようにした。

オンラインで公開しているので、利用者が動画で単語を追加したり、投稿されている手話を評価したりすることもできる”権威”はないが、今一番使われている手話がわかると自負している。

他の全ての言語と同じように、手話の意味や使い方は、専門家が決めるものではない。

聴覚障害者だって「スカイツリー」や「モモクロ」について、話すのだから。

(大木洵人・シュアール代表、談)

以上は、http://tkgb.seesaa.net/article/401381873.htmlからの引用です。

手話×ITで社会を変える04 大木洵人・シュアール代表

鉄人28号手話×ITで社会を変える04 大木洵人・シュアール代表

耳が聞こえる人々にとって、手話はどのような存在であるべきか。ここで、僕なりの考えをお伝えしたい。

僕が会社をつくったのは「聴覚障害者をめぐる社会問題をITで解決したい」と考えたからだが、もちろん、デジタル技術がすべてを解決してくれるわけではない。

まずは、聴覚障害者への理解と手話の基礎知識を社会にもっと広める必要がある。せっかくの技術も、それがなければ力を発揮できない。

だから、現状では、僕らが開発した遠隔手話通訳システム「モバイルサイン」は、自動体外式細動器(AED)と同じようなものでいいと思っている。

つまり「どこにあるか、どうすれば使えるか」さえ覚えていてもらえば、手話を知らなくても、いざというときに聴覚障害者に手を差し伸べられる装置だということ。

聴覚障害者にとってどんなことが困難になるかは、少しの想像力を働かせてもらえば分かるはずだ。

とはいえ、今のところモバイルサインが設置できたのは東京都内の数カ所の駅と、ごく一部のデパートのみ。

心肺蘇生法の基礎知識と同じように、簡単な手話を多くの人が身につけてくれれば、聴覚障害者はどんなに心強いだろう。

残念ながら、日本では手話が独立した一つの言語であり、社会に必要なインフラだという認識があまり広まっていない。

米国では、多くの大学で手話を第2言語として学べるし、手話ができる政治家もとても多い。

ニュージーランドでは手話が公用語として認められていて、2011年にクライストチャーチ付近で地震が発生したときには、被害を伝えるテレビニュースの第一報から手話がついていたという。

(大木洵人・シュアール代表、談)

以上は、http://tkgb.seesaa.net/article/401380006.htmlからの引用です。

手話×ITで社会を変える3 シュアール大木洵人

手話バッチ手話×ITで社会を変える3 シュアール大木洵人

起業後、最初に開発した遠隔手話通訳「モバイルサイン」の仕組みは、東日本大震災の直後も活躍した。

2011年3月11日。大学を卒業したばかりだった僕は、神奈川県藤沢市の「シュアール」本社で仕事の打ち合わせ中だった。

突然の大きな揺れ。最初は何が起きたのか分からなかったが、次第に被害の大きさが分かりがくぜんとするとともに、自分も何かできることをしなければ、とあわててパソコンを開いた。

ホームページを立ち上げ、遠隔手話通訳を無料で提供する旨を記載すると、すぐに聴覚障害者から「何が起きているのか、教えてくれ」とコールが入った。震災発生時、テレビのニュースに手話がついていなかったからだ。

最初は僕一人でコールを受けていたが、不眠不休では続けられないため、ネット上で手話通訳のボランティアを募集すると、あっという間に10人が集まった。

ロンドン在住の日本人の方も参加してくれて、国境や時間を越えるITの力とともに、ボランティアの力をあらためて実感した。

間もなくテレビの主要なニュースにも手話がついたが、東京電力福島第1原発事故で、人々は政府発表に疑心暗鬼になっていたのか、「ワイドショーで放射線量について何を言っているのか知りたい」といった問い合わせは、しばらく続いた。

ただ、肝心の被災地からのコールがないのはもどかしかった。通信手段がなかったのだろう。津波警報が聞こえず、逃げ遅れた聴覚障害者がいた、という話も聞く。

災害時、支援がなければ、声の小さな障害者や高齢者は必ず脇に追いやられてしまう。

大震災を教訓に、防災訓練で遠隔手話通訳を使ってもらう試みも、新たに始めている。

(大木洵人・シュアール代表、談)

以上は、http://tkgb.seesaa.net/article/401130055.htmlからの引用です。

手話×ITで社会を変える2 シュアール大木洵人

手話バッチ手話×ITで社会を変える2 シュアール大木洵人

「シュアール」の起業に際し、「Tech for the Deaf(聴覚障害者に技術を)」というスローガンを掲げた。

厚生労働省によると、「聴覚・言語障害」に該当する人は、推計約32万4千人(2011年時点)。

人数は少なくないのに、各地に点在しているため、支援は十分ではないのが現状。でもITを使えば、この物理的なハードルは越えられるはずだと考えた。

そこで開発したのが「モバイルサイン」という遠隔手話通訳。ビデオで会話ができるソフトを使い、シュアールに待機している手話通訳者が、パ祖国やタブレット端末の画面を通史で手話通訳を行うシステムだ。

誤解されがちなのだが、筆談という方法は聴覚障害者にとって万能ではない。例えば、119番。各市町村の役所や救急センターがファクスで受けているが、急病人を前に気が動転している時に、果たして状況を正確に文章にできるだろうか。やりとりに時間がかかれば命とりになってしまう。

それに、ここまで深刻でなくとも、筆談で買い物をすることを想像してみてほしい。靴を買う時、本当は流行のデザインや色も知りたいのに、店員と必要最低限のやりとりしかできなかったら。生活の質(QОL)が、どれほど下がるだろう。

今も記憶に残る、こんなケースがある。モバイルサインを初めて利用した60代男性が「すしの出前がとれるかむと聞くので、「もちろん」と答えると、男性は不思議そうにすしを注文した。

30分後。再び、コールがあり、すしを手に「本当に届いた!」とうれしそうに報告してくれた。

家族全員が聴覚障害者で、それまで出前をとったことがなかったそうだ。

(大木洵人・シュアール代表、談)

以上は、http://tkgb.seesaa.net/article/401129579.htmlからの引用です。

シュアール大木洵人氏、手話×ITで社会を変える

手話バッチシュアール大木洵人氏、手話×ITで社会を変える

皆さんは「手話」と聞いて、何を思い浮かべるだろうか。福祉?ボランティア?

残念ながら、僕の活動分野はそのどちらともちょっと違う。

僕が代表を務めるベンチャー企業「シュアール」(神奈川県藤沢市)は、情報技術(IT)を使って聴覚障害者を支援する「ビジネス」を展開している。

手話ビジネス。

この聞き慣れない事業を立ち上げたのは2008年。大学2年生の時だ。

事の始まりは中学時代。何げなくNHKの「手話講座」をぼーっと見ていて、ある手話に目を奪われた。忘れもしない。

「この道は行き止まりです」という意味を表す、シンプルな手の動き。

「なんて美しく、洗練された”言語”だろう。」

手話に関する知識は何もなかったが、その感動は鮮やかな記憶として残った。考えてみれば「行き止まり」が、その道に進み始めるきっかけ、というのも運命的な話だ(笑)。

その後も手話へのあこがれは消えず、大学に入学して間もなく、手話サークルを立ち上げて、超過障害者向けのバラエティー番組の制作に取り組んだ。

手話によるエンターテインメントを増やそう、と始めたのだが、この時初めて聴覚障害者と一緒に活動したことによって、娯楽以前にも多くの課題があることに気づかされることになる。

例えば、110番や119番も簡単にはできないし、ホテルの部屋の呼び鈴も聞こえない。

そもそも、ホテルや駅、空港に、手話が使える人がほとんどいない。

このままでいいのか?

いや、いいはずがない。

でも、ボランティアという立場で自分にできることは限られているー。

そう考えた僕は、数カ月悩んだ後、起業に踏み切った。(シュアール代表 大木洵人)

以上は、http://tkgb.seesaa.net/article/400571809.htmlからの引用です。

あなたには向いていない

手話バッチ大学4年の夏、自分の将来の進路について

本格的に考えなければならない時期になり

正直なところ、私は非常に戸惑いを感じていた。

やってみたいことは、ある。

でも、それをどのようにライフワークとして結びつけるのか

いやいや、それよりもそのことが私のこだわりだとしたら

仕事になどなるまいに、と。

ひょんなことから始めた「手話」

大学のサークルに入るノリで、地元の手話サークルに入り

2年間の学習期間を経て、当時はまだ認定資格だったけれど

手話通訳奉仕員の資格を取得した。

元々、この手の学びはキライではないので

講習は1回1回が、物凄く面白かっ た。

しかし実際、通訳として現場に赴くと

一筋縄ではいかないことが多く

通訳…って、単に言語を置き換えるという作業ではなく

通訳者自身の人間性や能力が反映される業種であることを知った。

時には、依頼者の方のプライバシーに

深く踏み込むことをしなければならず

そうするためには、私はまだまだ若すぎた。

二十歳前後の脳は柔らかかったので

必要な情報は記憶することが出来たけれど

あまりにも赤裸々な現状を目の当たりにすることで

私自身が軽いショックを受け続けることになり

このままではまずい、と自覚した。

社会人経験が全くな いので

本当の意味で世の中を知らない。

確かに必要な知識や技術さえあれば

言葉を訳す、というシゴトは出来ても

それだけでは十分に伝わらず、解決しない問題があることに気づき

段々と通訳依頼を受けることが負担になってきて

どうしたらいいのだろう、と考え込むようになってしまった。

時代はまだ「昭和」の頃。

福祉の法制度や資格制度も確立していなかったので

その手の運営なども、各市町村に委託されていた時代。

今ならパソコンやネットを使えば

ある程度必要な情報は検索出来るけれど

通訳依頼が来た分野の専門用語を私自身が知らねば、仕事にならず

特に医療機関においては、ある程度の医学用語を知っておく必要があった。

でも、私にとっての本業はまずは、学業。

手話通訳者自体が、まだまだ人出不足だった時代ゆえ

「大学なんてさぼっちゃえ~。それよりも仕事して」なんて言われたけれど

実践講義を休んだら、本来の資格取得に影響が出るので、ご丁重にお断り。

そんな中にあって、ゼミの教授からも

「オマエ、この先、どーすんだ?」と再三、進路について聞かれたけれど

夏を迎えても回答は出せなかった。

手話通訳…

仕事をするにあたっては、そこには絶対に自分の思いや

余計な言葉を入れてはいけない、とうるさく 言われていた。

聞いたこと、読み取ったことだけを正確に訳しなさい、と。

たとえ、自分にある程度の知識があり

良かれと思って伝えたことでも

後に、そのことが原因でトラブルになる可能性もあるため

自分の思考・感情などは一切、仕事には入れないこと、と

これだけはやかましく言われ続けた。

しかし、ある日、医療機関での通訳依頼があり

そこで医師が語ったことをそのまま依頼者に伝えたことが

トラブルになった。

「あぁ、風邪ですね。きちんと治さないとね。

熱が下がって、ちゃんと食事が摂れるようになるまで

無理をせず、ゆっくり休んで下さい」

文字通り、そのまま訳した。

依頼者の方も「わかりました」と表現されたので

私の業務は、そこで終わり。

でも、会社員だったその方は、医師の言葉通りに

本当に「熱が下がって、ちゃんと食事が摂れるようになるまで」

仕事を休み、家でゆ~っくりと過ごしていたらしい。

後日、派遣事務所に呼ばれて

責任者からお小言を食らった。

「あなた、一体、どういう通訳をしたの?

依頼者の方が職場の上司と揉めているらしくて

大騒ぎになっているそうよ」と。

なるほど・・・と思った。

耳の不自由な方々との交わりを持つ中で

あれ?と感じることがた びたびあり

「耳が聞こえない」ということで

自ずと制限されてしまう情報と、理解の不足があることを知った。

私たちが生活の中で自然と覚え

身につけていく常識さえも、細かく教えてもらわないと、わからない。

でも、そのことに気づいている人も多くはない、ということも。

さりとて、私も学生の身分ゆえ、知らないことが多過ぎた。

正しい知識や教えが備わっていないものには

正しいことは伝えられない。

「無理をせず、ゆっくり休む」という言葉も

せいぜい、数日という認識が暗黙の了解の中に存在しているけれど

一週間、10日、と風邪で「ゆっくり」休まれては

流石に 職場は混乱する。

結局、私の通訳に問題があったのではなく

依頼者の方の正しい知識が欠如していたことが原因と判明し

全てが解決したけれど

本当は、そうした抜本的な問題から解決して行かないと

どんなにきちんとした通訳をしても助けにはならないのかも…と

そう痛感した瞬間だった。

私は、通っていた大学では福祉の学部に籍を置いていたけれど

聴覚障害を専攻していた学生は私一人だけだったので

外部から講師を招き、卒論の指導をしてもらっていた。

その方に、進路の悩みをぶつけてみたら

専門的な研究がしたいのなら

福祉系の大学院に進んでみ たらどうだろうか、と助言された。

ただし、受験の条件として、心理学とカウンセリングは必須なので

ある程度のベースは整えておくように、と言われたので

俄かに私は進学を決意することとなり

講義には一層、襟を正して臨むようになった。

ある日、カウンセリングの授業の中で

模擬面談をすることになり

くじを引いたら私がカウンセラーの役をする羽目に…。

受講生全員がギャラリーとなり、全編、ビデオカメラで撮影される。

相談内容は、その場になるまで極秘だ。

カウンセリングの技法と内容は、ここでは明かせないけれど

あくまでも、結論は当事者に出 させる。

そこに導くための役割がカウンセラーなのだから、と指導されてきた。

一通り、模擬面談が終了し、講師から下された評価は

「あなた、この世界には向いていないわね」というものだった。

「あなたね、人間というものは機械ではないんです。

心というものがあり、感情があります。

知識や技術、体験だけでは、カバーできないものがあるんですよ。

あなたがカウンセラーになったら、相談者がかわいそう」と言われ

・・・その意味が解らず、何だか悲しかった。

人生で、初めて味わう挫折でもあった。

人の心身に直接触れる仕事ではなく

総務や庶務、 秘書の仕事があなたには適格でしょう

とまで言われ、果たして、本当に私の進路はそうなった。

同時期に父が病で伏せてしまったので、進学は諦めざるを得ず

ならば、と自分の意地とプライドをかけて、上場企業に就職した。

使えそうな資格も、いろいろ取った。

三十路を区切りとして、キャリアアップのために転職もした。

その頃にはもう、手話通訳を通して純粋に抱いていた

切実なる問題点や課題なども、もはや自分とは関係ないものとなっていた。

世間からすれば、当時の私は勝ち組だっただろう。

仕事も収入も社会的地位も財産も趣味も結婚も

全てが満たされていたのだからね。

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でも、いつもむなしさが残り

そのたびに「あなたには、向いていない」と言われた

人の心を扱う分野のことが思いの中に湧いてきた。

転職した会社の倒産により、無職となって味わった

人生2度目の大きな挫折・・・。

加えてのしかかる親の介護と経済の問題

そして夫婦間の不和が私の神経をいらだたせ

そうした心の深みまで理解し、相談にのってくれる人が居たらなぁ

と思った。

カウンセリングを生業としている友人が

「大丈夫かい~?」って声をかけてくれたけど

人の助言や好意で、すぐに立ち直れるくらいなら、苦労はしない。

なまじ、中途半端に 私も技法を学んでしまっただけに

彼女が助言しそうなことを先に口にしたら
「あなたみたいな人が、一番厄介なのよね~」と言われてしまい

またか…と思いつつも、時を待つかな、と思った。

人は人の心を、本当の意味では扱えない、と思った。

そして特に、傷ついたこころを扱うのは、難しいと悟った。

その日から、かなりの年数が過ぎて

キリスト教会との関わりを持つことになった。

ほどなく、御霊の導きにより

私もイエス様を救い主として信じ・受け入れ

新生体験をすることとなったけれど

こともあろうに、こんな条件を口にする先輩信徒さんたちが居た。

「あなたね、救われただけではダメ。

信仰を持っ たら、ある程度、人間側の努力も必要なのよ。

古い自分を捨てたのだから、罪は全て言い表わし、悔い改めて

常に清さを念頭に置きなさい。

そして、人の模範となるような

立派なクリスチャンにならねばなりません。

神様が望まれる信仰者にならなければ、天国には入れないのですから」と。

は?

不可思議な掟、いや、信じたがゆえの新たな縛り…。

そんなもの、あるわけがないと思った。

救いの条件は、イエス様を信じるか否かだけ。

それに伴う条件なんてない。

そんなことを言い始めたら

それはもう、福音ではなくなってしまう。

信仰に、人が考え出した方法を持ち込んだら

それは学問か、あるいはカウンセリングの領域となろう。

私たちが本当に学ぶ必要があることは

御霊を通して御言葉から解き明かされる

本物の真理なのではなかろうか。

For unto us a child is born, unto us a son is given:
and the government shall be upon his shoulder:
and his name shall be called Wonderful, Counsellor,
The mighty God, The everlasting Father, The Prince of Peace.

ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。

ひとりの男の子が、私たちに与えられる。

主権はその肩にあり、その名は

「不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君」と呼ばれる。

                       (イザヤ9:6)

人は人を変えることは出来ない。

そして、これはある意味、名言!だと思ったのだけど

元の教会の友人が口にした

「困っていない人は教会には来ない」ということ

言い得て妙だと思う。

人生の中で困難に遭遇した時

良かれと思って励ましの言葉をかけても

時として、かえってそれが更に落ち込ませる要因にもなる。

むしろ、一時的な気休めなど、要らない。

ましてや、困難の最中にある時は

難しいことなど 考えられない。

そこに教会で学んだ教科テキストの内容を

ごちゃごちゃと並べられても、はっきり言って、うざいだけだ。

「あなた、信仰者でしょう。そんなんじゃ駄目よ。

どんな時でも祈らなければ。神様が悲しまれるわ」

なんて責めるのは、お門違いというもの。

「大丈夫。たとえあなたが祈れなくても

私たちがちゃんと執り成しているから、自力で頑張らないことよ」

そう言ってくれる人こそ、本物の信仰者なのではないか。

本当に人を癒し、たましいを取扱い

生き方を変えられるのは、イエス様のみ。

主を信じ、心を向ければ

あとは御霊がはたらき、導きをお 与えくださる。

ここから先のことは、それぞれの信仰生活に反映されることなので

あとは私の生き様を通して、証ししていくしかないけれど

何しろ、イエス様は「ワンダフルカウンセラー」

不思議な助言者なのだから、最善の結果に導いて下さるに違いない。

「あなたには向いていない」

かつて、そう断言してくれたあの講師の言葉も

ある意味、誤りではないな、と思った。

以上は、http://tkgb.seesaa.net/article/401181142.htmlからの引用です。

色々と考えさせられる内容です。

手話サークルそれいゆ夏合宿のお知らせ

手話バッチこんにちは☆

それいゆスタッフのふーみんです!

暑さが増してきましたがいかがお過ごしでしょうか?

夏が近づいてきましたね!!^^

夏…といえば…!2泊3日声なし夏合宿今年もします! 

本日はそのお知らせです!

2泊3日、声なしという環境で過ごしませんか??

手話技術を磨き、友人もでき、充実すること間違いなし(^^ゞ

手話初心者の方には、パソコンや

ホワイトボードなどを使っての筆記サポートもあります^^

「声なしなんて不安だ…」と心配している方も多いですが、

最終日には「行ってよかった!!」「楽しかった!また行きたい!」

といった感想をいただいております(^O^)

少しでも興味のある方は、ぜひお申込みください!

楽しい夏休みの思い出になること間違いなしです!!

↓以下詳細です↓

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

日時:9/5(金)~9/7(日)

場所:神戸自然の家

参加費:1万円(飲み会代別)

定員:40名

内容:楽しい企画が盛りだくさん☆

飲み会:9/7(日) (3千円程度) @三宮

(飲み会のみの参加もOK)

申込み方法

1 名前(フルネーム)

2 あだ名

3 所属(大学・学年又は社会人)

4 性別

5 聴覚障害の有無

6 板書サポートの要/不要

7 飲み会の参加/不参加

8 住所(合宿のパンフレットを郵送します)

9 メールアドレス(できれば当日持参される携帯電話)

10 アレルギー等の持病、その他特記事項

以上を記入しsoleil-since2004@hotmail.co.jpまで

メールしてください!!

確認のメールが3日経っても届かない場合は

お手数ですが再度お送りくださいm(__)m

申込み締切:7月31日(木)

※申込み締切後のキャンセルは、キャンセル料をいただく場合があります。

※定員に達し次第締切ることがあります。

質問・疑問等あれば上記のアドレスまでお気軽に連絡ください!

もしよければこのメールを、大学内の手話サークルの方や、

手話に興味のある方に転送お願いします!

皆様にお会いできる日を、スタッフ一同心より

おまちしております!!

というご連絡をいただきました。

手話サークルの在り方。

手話バッチ手話サークルの在り方。

午前は講演会、午後は手話サークルの在り方についての議論?意見交換みたいな感じで、地元のろう者と手話サークルの人たちが20~30人くらい集まっていました。

私はギリギリ午後からの部に間に合いましたうへ

議論、白熱していましたよ~喫茶店はっ
聴者とろう者と二方向から、それぞれ言いたいことがあるんだなぁかおと思いました。

私も入門講座を受けている身として、気づいたことは発言してきましたぐー地域のサークル情報や入門講座の情報をもっとネット上に出してほしいと言いました。

若い人はなんでもまずネットで調べるし(私も含め)、

近くの地域のサークルが何曜日にどこでやっているかなんて、今でもさっぱり分かりませんガーン

地元の社会福祉協議会に電話すればいいらしいですが、最初はそんなことも知りませんでした。

ということは、私だけでなく手話の勉強=社会福祉協議会で聞くという方程式を知らない人も多くいると思うのです。

入門講座の人たちにも聞きましたが、20代・30代の数人は「そうそう、来るまではどんなのかわからなくて不安だった~」とか「やっと調べて調べて入門講座にたどりついた」という方もちらほらといましたsao☆

そのもやもや感が、私がブログを立ち上げた理由の一つでもあります考える

それはともかく、そこでの主な議論は

「入門講座が終わったあと、サークルを続ける人が少ない」

「ろう者はろう者同士、聴者は聴者同士で話していることが多い」

「ろう協の大きなイベントは多いが、もっと小さなサークルでの行事も増やして、交流を深めた方がいい」

などなど、どんどんテーマが移っていきますきょろきょろきょろきょろ

後半は、

遠くから来た協会の偉い人?(←すみませんあせ途中参加で役職を知らなくてあせ)、おそらく兵庫のあちこちで活動している方なのですが、その方が

「ろう協はサークルにしてほしいことを」「サークルはろう協にしてほしいことを」

それぞれ言ってみましょうと提案電気

問題はいろいろと出ましたが、

「情報の共有について」

が主なところだったでしょうか手をつなぐ手をつなぐ

ろう者のいない手話サークルの人が

「ろう協から情報が回ってこないので、イベントの予定が分からない」と言ったり、

手話サークルに顔を出しているろう者が

「もっと世間のことやいろいろな情報を聴者の人を通して得たい」と言ったり、

それをその偉い人(?)が「もっと情報の共有を密にしてほしい。深いところまで話し合ってほしい」とまとめていました。

これは私の意見ですが、

要望の中には「それってもう一歩踏み込んだら、あっさり解決する事なんじゃ・・・?えっ。」というようなものもちらほらあったと思います。

例えば上記の「イベントが分からない」なんてろう者の方に一言聞けばいいじゃん・・・あはは…と。会ったりした時とかメールでね。・・・いや、まだこの世界をよく知らない私が言うことでもないんですが・・・。

なんだか「私が」「私が困ってる」ということも多く、「私たちが」ならともかく「私が」困っていることは、まず自分で解決に向かって動いてから、無理なら相談したらいいと思うのですよ。

与えられるものを待ってるだけでは・・・目空想

というか、そういう遠慮はいらないと思う。

失礼、グチっぽくなってしまいましたペコリ

そのまとめ役さんが「これは参考程度に聞いてほしいのですが・・・」と言ったことが印象的でした。

入門講座には人がたくさんいても、手話サークルにまでは入ってこない。もしくは入ってもすぐやめる。という意見についての、アドバイスです。

「これは参考程度に聞いてほしいのですが・・・、

聴者が手話をやめることは簡単です。

聴者は手話をやめても、たちまち困ることはないからです。

困るのはろう者です。

入門講座終わった、基礎講座が終わったと、満足してやめる。仕事が忙しくなってやめる。

理由は様々ですが、大きな理由の一つに〝目的がなくなる〟ということがあります。

目的や夢を持っていると続ける人が多いです。ただ来ているだけだと会話に参加できなかったりついていけないとすぐやめてしまいます。

その目的や夢をサークルで話し合って、たとえば一年の目標を決めて取り組む。

(サークルの人数を20人増やすとか。そのためにどうしたらいいか方法を話し合う)

手話検定○級を受けるためにサークルで学習会を開くなど、そういうことをしたら続く人も多いのではないかと思います。

一昔前は、サークルはおしゃべりをする。ケーキを食べながらおしゃべりをする会でよかったかもしれませんが、今はそれでは続けることが難しくなっています」

ざっとこんなお話でした。

私の記憶の中の言葉なので、この方の言いたいことが伝わっていないかもしれませんあせる

いつもふら~っとイベントに参加している私ですが、次からは誘える限りの入門講座メンバーも誘おうと思います!グー

「誘ったら迷惑かな・・・」と私も変な遠慮をしていました汗^^;そんなことは誘ってみなければ分かりませんよね。

長くて分かりにくい文章で失礼しました。ははっ…

そのあと何人ものろう者を捕まえて、思う存分手話を使い、ほくほく顔で帰ったたまごでした喜ぶばいばい

以上は、http://tkgb.seesaa.net/article/399429544.htmlからの引用でした。

色々と考えさせられる内容でした。

チンパンジーの「手話」を一部解読、英研究チーム

手話バッチチンパンジーの「手話」を一部解読、英研究チーム

AFP=時事 7月5日(土)13時16分配信

チンパンジーの「手話」を一部解読、英研究チーム

コートジボワール・アビジャンの動物園で撮影された2頭のチンパンジー(2014年6月12日撮影、資料写真)。

【AFP=時事】チンパンジーの高度なメッセージのやりとりの解読を目指す研究で、チンパンジーの間で「ついて来い」、「やめろ」、「受け取れ」などの意思を手話のように伝えるジェスチャーが存在するとみられることが明らかになった。

人間から「もらいあくび」、チンパンジーでも

 遺伝的に最もヒトに近い種であるチンパンジーが、ジェスチャーで意思の疎通を図っていることは過去の研究で明らかになっており、その情報伝達システムは人間の言語を共通の起源を持つのかという疑問が持ち上がっていた。

 米科学誌カレント・バイオロジー(Current Biology)が3日付で公開した英スコットランド(Scotland)のセント・アンドリューズ大学(University of St Andrews)の研究チームの論文には、チンパンジーが互いに何を伝えようとしているかを解読するための初の「チンパンジー手話辞典」ともいえる内容が示されている。

 合計66種類のジェスチャーを解読した研究者らによると、これらは単独で使われるほか、複数をつなげて使うことにより、さらに複雑なやりとりを行うことができる。どの個体によるジェスチャーであれ、意味する内容が一貫して同じだったということが重要な点だという。

 研究チームはアフリカ中部のウガンダで2007~09年に撮影された3400以上のチンパンジー同士のやりとりを対象に、4500を超えるジェスチャーについて調べた。伝えられるメッセージには「2~3のジェスチャーを使うちょっとした頼み事から、もっと多くのジェスチャーを使った社会的な交渉まで、さまざまなものがあった」という。

 母親が赤ちゃんに自分の足の裏を見せるのは、「お母さんに抱きつきなさい」という意味で、ほかのチンパンジーの腕に触るのは、「私の体を掻(か)いて」。葉をかむのは、性的な意味で注意を引こうとしているのだという。

 研究チームは観察によって、「葉をかむ」ことが誘惑のメッセージであるというような、いくつかのジェスチャーとその結果として見られた行動の間に明確なつながりがあることが示されたと説明している。

 その一方で、複数の意味を持つジェスチャーもあるとみられている。別のチンパンジーの体の一部をつかむのは場合によって「やめろ」、「自分に抱きつけ」、「向こうへ行け」という意思表示になるとみられるという。【翻訳編集】 AFPBB News

以上は、http://tkgb.seesaa.net/article/401089627.htmlからの引用です。

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