皆様、こんにちは。NPO法人ウィズユきたごよう副理事長です。

玄関の靴の数を見ても分かるように、

地域拠点型一般介護予防事業は少人数で、試行錯誤しながらの活動を続けています。
皆様、こんにちは。NPO法人ウィズユきたごよう副理事長です。
ウィズユきたごようは北五葉婦人会の皆様とともに「花一輪運動」の活動をしています。
さきほど帰宅しました。
この写真は神戸電鉄西鈴蘭台駅にある花一輪運動の作品です。
昨日、つまり7月7日の七夕にあわせ、小学生のお子様たちの短冊も飾っています。
手作りの作品です。
昼間の入れ替え作業中には、ある女性の方が「写真を撮ってもよいですか」と言ってこられました。
「どうぞ、どうぞ」とおすすめしたところ、
「実はいつも写真をとらせていただいているんですよ。」とおっしゃいました。
「ありがとうございます」とかえしつつ、
「ホッコリ」ととてもうれしい気持ちになりました。
本当にありがとうございました。
これ以外にもいくつかの場所で「花一輪運動」の活動をしています。
皆様にもご覧になっていただけると幸いです。
皆様、こんにちは。NPO法人ウィズユきたごよう副理事長です。
玄関から入り、
新型コロナウイルスに対する注意喚起のポスターを見ながら、
数か月ぶりの再会に感謝して
地域拠点型一般介護予防事業の参加メンバー全員集合です。
この法人は、全人類に対して、地域社会の老若男女が年齢・性別・職業・健常者とか障がい(害の文字は使わない)者(児を含みます)に関係なく、兵庫県に在住する人たちや兵庫県を愛する人たちなど不特定多数の人たちが等しく「出逢いとふれあい」のできる「場」の創設と人の集まりから伝えられるいろいろな情報の交換を行い、人々との出逢いによって各人の人間的成長と人的ネットワーク及び実践と研究を通じて人生上の気付きや学びをとり入れ、「心のゆとり」「助け合い」をより向上した人間味のあふれた新しい文化の創造と福祉の増進に関する事業を行い、知識と地域社会の活性化に寄与することを目的として活動します。
皆様、こんにちは。NPO法人ウィズユきたごよう副理事長です。
野菊のように生きる そして あなたを愛してる11 ~地域に生きるある婦人の物語~
今現在は新型コロナウイルス感染症拡大防止のためにNPO法人ウィズユきたごようの活動は自粛期間中です。ここで、平成時代に創設し、今も続くNPO法人ウィズユきたごようの初期のころのお話しと理事長の考え方なとについて何回かに分けてご紹介していきたいと思います。
【もう少し】
今の「生きがいデイサービス」、あそこやと、運動いうても大したこと出来へんから、もう少し広い所に行きたいなぁ、思てる。
たくさんのお母さんと、たくさんの子どもがいる。
北五葉は、私の宝物や。
せやから、踏まれても、踏まれても、野菊みたいに、ここで咲きたい。
私、ちょっと変わってるやろ?
どない思う?
そう、情が深い、言うてくれるん。
せやね、たくさんのお母さんと子どもに対する愛情。
そうかも知れへんね。
だから、「自分が生きてる間に何とかしたい」ゆうて思うんかも知れへんね。
まちづくりも同じ。町は生き物やから、育てなアカン。
役所の人にも、いつもそう言うてる。
地域は、開かれてないとアカン。
積極的に打って出て、絶対に引かない。
歌にあるやん、「三歩進んで二歩さがる」って。
私は、さがらへん。
さがらへんけど、一人では走られへん。
一緒に走ってくれる人が必要やねん。
そろそろ、ダーリンのご飯の支度があるから帰るわね。
そうそう、アンタ、今、何の仕事してるの?
男女共同参画?
うちの NPOの約款にも、それ、書いてあるよ。
何か一緒に出来たらエエね。
今度、近くに行ったら寄るわ。
まだまだ話すこと、あるんよ。
ほな、またね。
そう言って、近藤さんは、ダーリンの待つご自宅に、帰って行かれた。
近藤淑實さん、また、きっとお会いしましょう。
このシリーズはインターネットで
「野菊のように生きる そして あなたを愛してる ~地域に生きるある婦人の物語~」
を検索すると出てくる資料からの引用でした。
ここまでお付き合いいただき誠にありがとうございました。
皆様、こんにちは。NPO法人ウィズユきたごよう副理事長です。
野菊のように生きる そして あなたを愛してる10 ~地域に生きるある婦人の物語~
今現在は新型コロナウイルス感染症拡大防止のためにNPO法人ウィズユきたごようの活動は自粛期間中です。ここで、平成時代に創設し、今も続くNPO法人ウィズユきたごようの初期のころのお話しと理事長の考え方なとについて何回かに分けてご紹介していきたいと思います。
【フィンランドへ】
二年ほど前、三十人くらいでフィンランドに行ったんよ。
勿論、自費。
通訳つけたけど、分担決めて、どこそこに行くときはアンタが担当、言うて、会話集みたいなんも作って行った。
毎晩ミーティングして、福祉とエコと子育てを見て来た。
フィンランドは、日本とは全然違う。
そら、税金は高いんやろうけど、町のつくりから何から、すご かった。
綺麗やった。
それで、あちこち見に行って、間で施設訪問とかもして。
総踊りの格好で町中を歩いたら、ぎょうさんの人が寄ってきて、写真とられたりして、欲しい言いはるから手飾りをあげたり。
(今 年 の 神 戸 ま つ り の 総 踊 り ) それに、ほんまに「最期まで尊厳ある人生」なんよ。
亡くなったご主人の位牌持って老人ホームに入れるし、明るい色の服を堂々と着て。
日本やったら、位牌なんか持って行かれへん。
それで、帰ってきてから、ちゃんと報告書も作って、それが勉強や。
せやけど、八月に行ってんけど、ホンマにクリスマスカードがクリスマスに着くんかな、言うて、向こうから、みんなで出してみたんよ。
ほんなら、ダーリンに出したんが、ちゃんとクリスマスに届いたん
よ。
冒険みたいやった。
このシリーズはインターネットで
「野菊のように生きる そして あなたを愛してる ~地域に生きるある婦人の物語~」
を検索すると出てくる資料からの引用です。
続きはまだまだありますので今しばらくお待ちください。
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野菊のように生きる そして あなたを愛してる09 ~地域に生きるある婦人の物語~
今現在は新型コロナウイルス感染症拡大防止のためにNPO法人ウィズユきたごようの活動は自粛期間中です。ここで、平成時代に創設し、今も続くNPO法人ウィズユきたごようの初期のころのお話しと理事長の考え方なとについて何回かに分けてご紹介していきたいと思います。
【お茶碗のひび】 ストレス? そら、ある。
内緒やけど、一番の解消方法は、お台所でお茶碗めげること。
ダーリンに「また、めんだんか」て言われるけど、「そや、またやってしもた」言うだけ。
お茶碗のひびも、小さかったら接げる。
せやけど、大きなったら割れる。
何でも同じ。早いうちに手を打つ。
色んな話が入ってくるやんか。
すぐ行く。
「会長、何で来たん」言われるけど、「聞いてるで、何か悩みがあるんやろ」言うて。
いつも三つの答えを用意しとく。
例えば、子どもが溝を越えようとする時、お母さんはどないする?
ケガしてもしゃあない思て自分でさせる、お母ちゃんがしたろ言うて全部してしまう、落ちそうになったら手助けする。
どれ?
私は三番目や。
地域の行事とか行くやん。
知ってる子が来てる。
「どないしよ」いうて緊張してたら、どの立場で来てるかサッと見て、こないこない挨拶し、言うたげることある。
ほんなら、次からは出来る。
前にな、ご近所の人で、生活保護もらいたい言うて相談に来たんよ。
ほな、一緒に役所行こ、言うて、前もって、何を持って行ったらエエか役所に聞いて、一緒に用意して役所に行った。
勿論、相談室には私は入らへん。外で待ってたよ。
せやけど、困ってはるんやから、その人の納得いくように話を聞いて、できることはして、無下に出来へんやんか。
何でも、早め早め。
せやけど、早めに出来てへんこと、あるねん。
後継者育成。私も年やし、次は誰にするん、言われたりするけど、まあ、なるようになる、思てるからね。
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「野菊のように生きる そして あなたを愛してる ~地域に生きるある婦人の物語~」
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野菊のように生きる そして あなたを愛してる08 ~地域に生きるある婦人の物語~
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【ダーリンのこと】
外では夫のことを「ダーリン」とか呼んでるけど、うちでは「パパ」。
子どもがおれへんのに、パパは変やろか?
せやけど、ずっとパパやね。
結婚した頃は名前で呼んでてんけど、姑に、変や言われて。
「あなた」ゆうて呼びたくて、でも呼べへんから、新聞の相談に電話かけたことがある。
ほんなら、それが新聞に載って、「これ、お前か」ゆうて夫に言われて。
子どもが出来へんのが申し訳なくて、別れよか言うたこともあるけど、子どもがなくても仲の良い夫婦はなんぼでもある、言うてくれた。
そやね、ご飯も炊けない人やで。
せやから、出かけるときは、ご飯ごしらえしとく。
奥さんが地域活動してるからダンナはコンビニ弁当、いうんは嫌。
たまにはラーメンも食べてもらうし、長いこと留守にする時は、缶詰とか、チンするご飯とか、置いて行くけど、早起きして作ったり、ピクルス漬けたり、ダーリンのご飯はちゃんと用意するようにしてる。
今は、婦人会で神戸まつりに出たりしたら、水を持って来てくれたりする。
人前で恥ずかしいから止めて、言うても、ええやんか、飲め、言うて。
若い頃は、仕事の忙しい人で、帰って来るのが遅かった。
ご飯作って待ってても、全然帰って来ぉへん。そのことを実家の母に愚痴ったら、「先にご飯食べて、お風呂入って、寝なさい。自分の時間を自分で管理せんで、どうすんの」言われた。
それで、考え方を変えた。
そうそう、結婚式の前日、父から言われた。「帰ってくるな。泣いたらアカン。近藤にやる前に言うとく」ゆうて。
私の名前、難しい字やろ?
子どもの頃は「實」が難しいて、「美」とか「実」とかがエエな、と思てた。
男みたいやし。
やけど、「淑」は女らしい、「實」は男っぽいで、私には、どっちもの要素があるんやと、その時、父の話を聞いて分かった。
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野菊のように生きる そして あなたを愛してる07 ~地域に生きるある婦人の物語~
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【「生きがいデイサービス」のこと】
「生きがいデイサービス」も、まあ色々あったけど、皆さんずーっと楽しみにしてくれはって、元気やった人が、杖をつくようになって、それでも来てくれはる。
この辺は坂ばっかりやから、歩いて来るんは大変や。
せやけど、ちゃんと身支度して、来てくれはる。
スタッフには、いつも「デイは水商売と一緒や」と言ってるねん。
スナックのママさんは、お客さんに何て言う?
「そのネクタイ素敵やわぁ」って言うやん。
それと同じ。
よう似合てはる、言わなアカン。
そしたら、それがきっかけで、色んな話もできる。
それに、綺麗な色のもん着たら、気持ちも晴れるしね。
せやから、バザーなんかして、残ったアクセサリーとか、置いといて、デイに来てくれはった人に「こんなん似合うに違う?」ゆうて、使てもろたりするん。
そしたら、「ええの?嬉しいわぁ」ゆうて、パッとね、華やかな表情しはるんよ。
そういうのは大事。
利用料は1回400円。それで毎回違う食事作るんは、正直大変。
せやけど、うちのスタッフは大したもんで、同じ献立なんか出したりせぇへん。
今までの献立、全部ノートに書いてあるけど、そりゃ、季節感も栄養も満点。
今頃なんか、食中毒のシーズンやけど、もし指にケガでもしたら、ちゃんと指サックとかして、バイキンが入らんようにして、その辺はしっかりしてる。
プロいうか、好きなんやろうと思う、ここが。
いろんな人に来てもろてる。
トイレ掃除しかできへん、言う人もいるし、お茶いれるしかようせん、言う人もいる。
せやけど、絶対に来て、言うてる。
離さへん。私はね、絶対に離さへんねん。
それで、何でそういうことをするか、その理由をな、徹底的に説明する。
それから、嫌や思うことは、徹底的に話し合う。
ずっと、そうやって来た。
子どもを手放す親は、いてへんでしょ。
それと同じことなんよ。
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野菊のように生きる そして あなたを愛してる06 ~地域に生きるある婦人の物語~
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【NPO 法人の立ち上げ】
過去にね、別の地域団体の理事もやっててん。
その時、地域の課題は地域で解決する、ゆう総意で公の施設の指定管理を受けたんやけど、理事の入れ替わりとかで、責任を引き受けたくないとか言い出す人が出てきた。
あの時は納得できへんかった。
約款には 12 項目も活動内容を入れた。多機能やから、何でもできるねんよ。
例えば、「更生・社会復帰」なんて項目もある。
ほんで、社会復帰センターの見学も行ったし、保護司さんに来てもろて
話も聞いた。
ちゃんと地域に保護司さんが居てはるねん。
色々聞いて勉強したらええ。
平成 13 年に NPO 法人を立ち上げて、発会式の時、少年野球の指導してはる知ってる人が来て て、その人、役所の人やってん。
それで、「エコタウンのまちづくり」せぇへんか、いうて声かけてもら
えた。
やっぱり、ご縁やねぇ。
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野菊のように生きる そして あなたを愛してる05 ~地域に生きるある婦人の物語~
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【婦人会のこと】
神戸で生まれて、神戸で育って、昭和 39 年に神戸出身やないダーリンと恋愛結婚した。
婦人会活動は昭和 50 年から始めて、仕事してたから、そんな何もかもという訳やなかった。
私は手芸が好きやから、小学校で手芸を教えるとか、そういう活動に声をかけて欲しいと思ってたんやけど、上手いこと使こて貰えなくて、ずっと不満はあった。
婦人会は小学校区に一つ、いうことで、五葉婦人会が発展的に「北」と「南」に分かれた時、会長の話が来た。
どないしようか思てたら、ダーリンに、「仕事の片手間にできるんか。よう考え」と言われて、結局、仕事辞めて、北五葉婦人会の会長を引き受けた。
自分の経験から、人の使い方は常に考えたよ。
やりたいことをしてもろて、長く続けてもろて、離さんこと。
それを心がけた。
さっき、「生きがいデイサービス」で調理してた主任な、あの子は前に病院
で調理やってて、たまたま区民センターのエレベーターで擦れ違た時に、「ママさんバレーボールやめる」って言うから、うちに引っ張った。
前から知ってる子で、いつか何かしてもらいたい思ってたから、ちょっと擦れ違ったタイミングを掴んだんよ。
神戸で婦人会いうたら、大きい組織やよ。知ってはるでしょ?
勉強したり、地域活動したり。うちは今 300 人の会員さんがいる。
他は知らんけど、うちは幽霊会員なんて居てへんよ。みんな、私の子ども。
ホンマにそう思てる。
子どもが生まれへんかったからかも知れんけど、会員全員、私の子どもやと思う。
良いことも悪いことも、ひっくるめて、子どもを大きせなアカン。
みんな抱えてあげる。
そない思てる。
「生きがいデイサービス」にしても、介護保険が始まると同時にこの制度が出来た時、小学校区に一つ、いう決まりやった。
せやけど、何で一つだけなん? って。
地域の人たちは、みんな年をとる。
先を考えて、居場所を作っておきたかった。
せやから、婦人懇談会であげたんよ。
ほんなら、取り上げてもらえた。
この部屋は、婦人会で借りてるんよ。
婦人会でやったヘルパー研修の修了生も、せっかくやから、活躍して欲しい思てた。
そんなんもあって、「生きがいデイサービス」を、とにかく始めた。
助成も何にもなかったから、自分らでお金を集めて、NPO を立ち上げて。
NPOやったら、婦人会でも持ってる。
「輝」いうて知ってる?
婦人会が母体のNPOやけど、デイもそこでやったら、いうて随分言われた。
せやけど、私は、それは嫌やってん。地域のことは地域でやりたい。
婦人会は大事やし、物凄い信用が篤いけど、あくまで任意団体や。
そう思て、色々言われたけど、地域主体で NPO を作ってん。
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野菊のように生きる そして あなたを愛してる04 ~地域に生きるある婦人の物語~
今現在は新型コロナウイルス感染症拡大防止のためにNPO法人ウィズユきたごようの活動は自粛期間中です。ここで、平成時代に創設し、今も続くNPO法人ウィズユきたごようの初期のころのお話しと理事長の考え方なとについて何回かに分けてご紹介していきたいと思います。
【神戸市北区北五葉】
鈴蘭台駅前は相変わらずの雑然さで、変わったことは、携帯ショップがタコ焼き屋に様変わりしていたことくらい。
北区社会福祉協議会の車に便乗させてもらい、北五葉へと向かう。
最寄り駅は神戸電鉄・西鈴蘭台で、一戸建住宅と UR が混在する、鈴蘭台地区の典型的な住宅地である。
何の変哲もない 2 階建のハイツ。
10 分ほど走って、到着したのは、拍子抜けするほどフツーのハイツであった。エントランスを開けて入ると、1 階の左の部屋に、ちょっと変わった表札が出してある。
「NPO 法人 ウィズユきたごよう」、「北五葉婦人会」。
そして、玄関を開けると、そこには、 靴、靴、靴、靴、靴、靴…。
さらに、2LDKの間取りのフツーの住宅で、18人のおじいちゃん・おばあちゃんが、ワイワイ、ガヤガヤ、氷川きよしの「ズンドコ節」に合わせて、嚥下体操の真っ最中。
ここは、「NPO 法人ウィズユきたごよう」が運営する、「生きがいデイサービス」の会場だったのだ。
そうしている間に、フツーの住宅の台所で、調理スタッフ 3 人が、利用者全員の昼食を用意し、配膳が始まる。
これだけの人数の食事を、一般家庭の台所で作るのだから、一体どうやって作っておられるのか、とても不思議だ。
本日のメニューは、十穀米のカレー(トッピングに茄子、かぼちゃ、さつまいも)、ゆで卵とワカメとジャコの入ったサラダ(ジャコは塩分除去済み)。ひとり一人の食欲や心身状況に合わせて、大盛または小盛がサーブされて行く。
食後には、淹れたてコーヒーも供されるらしい。
ああ、食べたい…。
そんなヨコシマなことを考えている私に、責任者の近藤淑 ひで 實 み
さん(74 歳)が説明してくださる。
「今日の玉葱は、○○さん(利用者さん)が、ご主人と作られたのを差し入れしてくださって、それを使うてます。テーブルに、折り紙で作った屑入れが沢山置いてあるでしょ?
それは□□さんの手作り。
あそこに飾ってあるバルーンアートも、もう空気が抜けてしもたけど、ここに来てはる方の手作りなんよ。」
そうだ、さっきからの違和感は、それだ。ここには「お客さん」がいない。利用者さんではあっても、お客さんではない。やかましいくらい、みなさん喋りまくっておられる。
スタッフの方も含めて、ひとりも「お客さん」がいないのだ。
そのことを近藤さんに伝えると、近藤さんは「そりゃ、平成 13 年にここ
を始めた時から来てくれてはる人ばっかりやし、お客さんと違う」とケロッとした表情で言われる。
この、小柄で美しい婦人が、何の補助も助成もなく、「生きがいデイサービス」を始められたのは何故だろう。
ひとり「お客さん」の私は、後刻改めて近藤さんとお会いする約束をして、トボトボと坂道を下りた。
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野菊のように生きる そして あなたを愛してる03 ~地域に生きるある婦人の物語~
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【 な ぜ 鈴 蘭 台 な の か 】
鈴蘭台は、ある意味、オールドタウン化したニュータウンの代表例である。小規模の開発が繰り返された結果、駅前は猥雑な状態で、現在、再開発計画が進行中である。
駅からは全ての方向に向かう道が高台へと続き、かつての憧れの「庭付き一戸建て」は、今では高齢化した住人にとって、坂の上の我が家と化している。
買い物に行くにも、病院に行くにも、坂を上り下りする。しかも道路の幅は狭く、歩道がない部分も多い。
それでも、杖をついて犬を連れた老婦人が、ゆっくり坂道を上っていく姿は、この町の日常であり、北区役所に 2 回配属され、合計 7 年間勤務した私にとっては、毎日目にした懐かしい風景でもある。
公務員として育ててもらった町。高度経済成長とともに拡大し、今ではリタイア世代が多く暮らす町。
日本国中、どこにでもある、ありふれたベッドタウンだった町。その町で、町とともに生きてきた女性の話が聞きたい。
そう思って、6 月のとある月曜日、私は久しぶりに鈴蘭台へと向かった。
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皆様、こんにちは。NPO法人ウィズユきたごよう副理事長です。
野菊のように生きる そして あなたを愛してる02 ~地域に生きるある婦人の物語~
今現在は新型コロナウイルス感染症拡大防止のためにNPO法人ウィズユきたごようの活動は自粛期間中です。ここで、平成時代に創設し、今も続くNPO法人ウィズユきたごようの初期のころのお話しと理事長の考え方なとについて何回かに分けてご紹介していきたいと思います。
【鈴蘭台の歴史】 昭和 3 年、有馬(現在の神戸電鉄)が開業すると同時に、鈴蘭台駅(当時は小部駅と呼ばれ ていた)も整備され、それと同時に宅地開発も始まった。戦前の鈴蘭台は「関西の軽井沢」 と言われる高級住宅地であった。
(開 業 当 時 の 鈴 蘭 台 駅 ) 昭和 30 年 代 以 降 、 鈴 蘭 台 周辺の 本 格 的 な 大 規 模 開 発 が 始 ま る 。
特に 30年 代 後 半 に な る と 、鈴 蘭 台 駅 近 辺 だ け で な く 、 神 戸 電 鉄 粟 生 線 隣 接 駅 の 鈴蘭 台 西 口 ・ 西 鈴 蘭 台 周 辺 (北 五 葉 、 南 五 葉 、 君 影 町 、 星 和 台 )、 神 戸 電 鉄 三田線隣接駅の北鈴蘭台駅周辺(甲栄台、若葉台)や山の街駅周辺(緑 町 、 広陵 町 、筑 紫 が 丘 )な ど 、次 々 と 新 興 住 宅 地・大 規 模 団 地 が 開 発 さ れ て 行 く 。
(昭和 40 年 代 の 鈴 蘭 台 駅 ) (現 在 の 鈴 蘭 台 駅 )
平 成 元 年 4 月 、 鈴 蘭 台 エ リ ア に 総 合 福 祉 ゾ ー ン 「 し あ わ せ の 村 」 が 完 成す る 。
以 降 、 北 区 は 、 神 戸 市 の 福 祉 の 中 心 的 地 域 と な っ て 行 く 。 ま た 、 兵庫 県 立 神 戸 養 護 学校(現 ・ 特 別 支 援 学 校 )が 所 在 し て い た こ と も あ り 、 従 来から障害者福祉に関してノーマライゼーションが進んだ地域であったこと と も あ わ せ て 、 ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 も 盛 ん で あ っ た 。
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野菊のように生きる そして あなたを愛してる01 ~地域に生きるある婦人の物語~
今現在は新型コロナウイルス感染症拡大防止のためにNPO法人ウィズユきたごようの活動は自粛期間中です。ここで、平成時代に創設し、今も続くNPO法人ウィズユきたごようの初期のころのお話しと理事長の考え方なとについて何回かに分けてご紹介していきたいと思います。
【北区概要】 北区は昭和 48 年 8 月に兵庫区から分離してできた区で、面積が 241.7 平方キロメートル と広く、神戸市全体の 44%を占め、本区・山田・有馬・有野・道場・八多・大沢・長尾・ 淡河の 8 つの地域からなっている。
面積が広いため、行政区を二つのエリアに分け、本区(本 区・山田地域)は神戸電鉄鈴蘭台駅に所在する北区役所で、北神(有馬・有野・道場・八多・ 大沢・長尾・淡河地域)は神戸電鉄岡場駅に所在する北神行政サービスセンターで、行政事 務を分担している。
人口は、平成 25 年 5 月現在で本区 139,014 人、北神 85,942 人である。 緑が多く自然環境に恵まれていることが北区の特色であるが、北神エリアの古くからの 農村地域と、鈴蘭台周辺の昭和 30 年代に開発された住宅団地地域、さらに、阪神淡路大震 災以降に三宮や大阪のベッドタウンとして開発された北神エリア内の神戸電鉄沿線の地域が混在している。
このため、ひとくちに「北区」と言っても地域によって状況が違い、同 じ行政区でありながら、抱える課題もそれぞれである。
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を検索すると出てくる資料からの引用です。
続きはまだまだありますので今しばらくお待ちください。
皆様、こんにちは。NPO法人ウィズユきたごよう副理事長です。
NPO法人 ウィズユきたごようでは、視聴覚障害者に対する介護支援に関する事業の一環として「認知症予防の手話勉強会」を実施しています。
今回、認知症予防の手話勉強会で一緒に手話啓発活動をしている必守行男氏から連絡があったので、2018年の9月に大阪赤十字病院にお見舞いに行きました。
必守行男氏は「馬と猫の愛の物語」をはじめ何冊かの書籍の著者です。
必守行男氏からのメッセージもかかれています。
NPO法人ウィズユきたごようにも必守行男氏の蔵書が置かれています。
皆様もウィズユきたごようにお越しになり、必守行男氏の蔵書をご覧いただいてはいかがでしょうか。
今後ともよろしくお願いいたします。
今回の内容に関するお問い合わせはウィズユきたごようの078-593-0668(FAX兼用)までいつでもどうぞ!
たくさんの皆様のご来場をスタッフ一同お待ちしています。
「手話通訳士を配置する寄席」を紹介します。
今現在は、→ウィズユきたごよう←のブログに行っています。
→https://kobeblog.net/u/575560a/←
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もちろん、ろう者の方々が対象の講演会ですから一切声なしで手話だけでの講演(セミナー)です。
ろう者の方々に手話で説明して、手話で質問をいただいて手話で答えました。
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「根強く残る差別 知ってほしい」を紹介します。
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「中途失調・難聴の悩み相談」を紹介します。
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